使い魔候補紹介


麗水-れいすい-


「誰かに尽くす一生とか、悪くねえよな。
 まあ、そんな風に思わせてくれる奴いねえけどよ。」

水を操る妖:ウンディーネ

本来なら術を得意とする一族だが
本人は術よりも剣術に重きを置いている。
豪快な性格で、だらしがない。
喧嘩早く、酒飲みで昼間から常にほろ酔い。
意外にも義理堅い方であり、恩義を受けた相手には
礼を持って必ず返す。
また、うららという名前の妹がいる。


雅-みやび-


「は?何だ、冷やかしかよ…
 愛想振って損した。…金の匂いのしない話は興味無いんだよね。」

少し先の未来を予知する妖:サザン=アイ

集落内で骨董品店を営む青年。
骨董品をぼったくりの値段で売りつけたり
何かに付けて金をせびってきたりと
清清しいほどの守銭奴である。
自身の能力を使用し占いなどもやっているが、
勿論法外な値段を要求されるので注意が必要である。



ベリエール


「…見て分からないか?私は忙しい。
 もう一度言うぞ。仕事の邪魔だ。さっさと出て行け。」

二つの角を持つ妖:オーガ

鍛冶屋で日々、ハンマーヲ振るう見習い鍛冶師。
見た目に反し、ストイックで真面目な性格である。
まだまだ未熟な自分を高め、
師匠を超えたいと熱心に励んでおり
邪魔をされる事をとことん嫌う。
真面目一辺倒で生きてきた事から
潔癖症であり、あまり女性が得意じゃない。


ルシエル


「…え、えっと…こ、困るのじゃ。
 そんな顔をされても、わしじゃお主の役には立てんのじゃ…」

金色の翼を持つ龍族の妖:神龍

位が高く、神にも等しいとされる龍族の末裔。
…の、割にどじで要領が悪く
いつも何かしらやらかしては凹んでいる。
年のせいか少々忘れっぽく
なかなか人の顔を覚えられない。
普段は図書館で司書の真似事をしている…が
利用者が少ない事もあり大抵は昼寝をしている。

天狐-てんこ-


「ばぁか!俺は女なんてだいっきらいなんだよ!
ち、近づくなっての!」

炎と幻術を操る妖:妖狐

由緒正しい血筋の妖狐だが
年若く、何かと精神的に未熟な所の目立つ落ちこぼれ。
女子嫌いではあるが、別に特定の理由があるわけでなく
ただ単に思春期なだけ。
妖の中でも力の強い父に強い憧れがあり
いつかは自分も九本の尻尾を持つ妖狐に
なりたいと思っている。

小鴉-こがらす-


「あっ…ええと…な、なんでもない。
なんでもないって…言ってるだろ。」

風を操る妖:鴉天狗

山の主とも呼ばれる天狗族の一員だが
能力の高さ云々さておき
思考のネガティブさから実力はとても低い。
一族の中でも少々浮き気味な事もあり
基本人目を避けて行動している。
人と目を合わせるのが苦手だが
根はとても寂しがりやなので懐くと犬のようについて回るタイプ。


神無-かんなぎ-


「聞け!愚民共!わが声こそ天の声!
いいから俺様に従えって言ってんだよ、クズ!」

音と風を操る妖:ハーピー

新興宗教:神の鳥の教祖にしてシンボルの青年。
性格は俺様かつ自己中心的で
人の上に立つ資格はまるで無いダメを絵に描いたようなもの。
元々は孤児だったせいもあり、人一倍
誰かの上に立ちたい欲が強いが、実際はかなり小心者。
口は悪いが相手に強気に出られる
とかなりの確率で挙動不審になる


サバト


「…いやですね、僕は神に仕える身ですよ?
異性に触れるなんてあるわけないじゃないですか。」」

欲情をつかさどる妖:淫魔

集落の外れにある教会で、神への教えを説く牧師。
種族は淫魔であるが貞操観念がとても強く
婚姻前の異性のふれあいに強い拒絶反応を示す。
本人は自分の種に酷い嫌悪感を抱いており
隠そうとするものの、種族柄の瞳の色ですぐばれる。
夜は人に会おうとせず、教会も留守にしているらしい。